製品情報

製麹工程

トライベストII型製麹装置

トライベストII型製麹装置

概要
本装置は日本酒造組合中央会新技術開発事業の委託機械として綾菊酒造株式会社殿との共同研究により開発された機械です。従来の箱麹法の製麹工程すべての作業、盛込、積替、手入、溝入、出麹等をコンピューターによって制御する全自動製麹装置です。原料米の産地、品種、精白歩合によって制御が自由に選択でき目的に応じた製麹を行う事ができます。
特徴
  • (1) 従来の麹室を利用し、省人化された製麹装置です。
  • (2) 盛り込み装置によって麹箱に一定量自動的に盛り込まれます。
  • (3) 麹箱の位置(上、中、下段)相違により生ずる麹の品温差は自動的に循環する積替にとって均一になります。
  • (4) 室温、湿度は自在に設定でき乾温差10℃が維持できます。
  • (5) 手入れ、溝入れは全自動で行われ麹からの蒸発面積の増大を図り出麹歩合の調整を行います。
  • (6) 原料米の産地,品種精白歩合の相違によって目的に応じた麹ができます。
仕様
製麹量(kg) 麹箱の寸法(m/m) 機械の大きさ(m/m) 動力(kW)
200 100×1,000×1,000 1,850×4,100×1,900 16.0
300 120×1,200×1,000 1,900×4,100×2,380 16.0
400 120×1,385×1,385 2,070×4,550×2,400 18.0